神戸光昭【かんべ・みつあき】岡山県瀬戸内市
神戸光昭プロフィール
Prolfile1949年生まれ
岡山県美術家協会会員
備前焼の窯焚きに憧れ、東京で十余年間働いた編集デザインの仕事を辞め、備前に来た変わり者である。
作家や窯元で数年間、窯焚き等の手伝いをしていたが、備前陶芸センターに入所し基本を学ぶ。
のち名門窯元金重利陶苑で4年間陶技を修業し、
平成元年、有名な竹久夢二の生家ががある邑久町に築窯し独立する。
花器をを中心に、酒器・茶器・陶板皿から実用的な電気スタンド・置き時計などの新作品にも挑戦している。
荒い土を使い、ゆっくり登り窯で焼き上げた作品は、男性的な作風の中にも、優しさ、温かさがある。
気の置けないユーモラスな人柄で、草木に囲まれた静かな陶房をまた訪れる愛好者も多い。
毎年一度の窯出で、個展や奥さんの日本画との「ふたり展」で東京・横浜・神戸・岡山・倉敷・山口・小倉・湯布院・宮崎と精力的に活躍する。遠くの方には連絡があると手作りの案内状を、工房を訪ねるなら、旅の途中かもしれないので、事前に連絡乞う。
ちょっと気になる異色作家である。
(株)岡山観光公社刊備前焼現代作家集より
神戸光昭からのメッセージ
Message
備前焼は一つひとつ表情が異なり、光の角度で微妙な色合いと渋い色調が飽きのこない魅力の硬い陶器です。
お急ぎの方には、大変申し訳ございませんが、お互いに誤解のないよう、作品の受け渡しをしたいと思います。
そこで、ご希望の作品がございましたら連絡下さい。できるだけ早く、自然の状態での写真をまず送りますので、ご検討のうえ連絡を下さいませ。そのあと、作品と振込用紙を送ります。
この世でたったひとつの作品です。末永く、お楽しみ下さい。
また、カミさんの日本画と「ふたり展」を開催しています。
私の備前焼きページをご覧下さりありがとうございました。
北谷陶画房
岡山県瀬戸内市邑久町
営業時間:12:00〜17:00
Fax 0869-22-3919
公式サイトを開設致しました。
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神戸光昭 展示作品
展示会場で思うこと
長年、各地で備前焼の展示会をしていますと、いろんな方にお目に掛かります。
この頃多いのが、携帯電話で写真を撮る方が多くなりました。
ただ黙って写しちゃいけませんよ。やはりマナーってもんがあると思うのですが・・・
あまり熱心に写すものですから、伺うと、やはりと言うか、陶芸教室に通う奥様が多い。
ある程度技術を習得すると、自分の思う物を作りたい。
複雑な物に挑戦したい。
分かりますが、あっしらのショバを荒らしちゃいけません。
そりゃ10年も同じ事してりゃ、なれる簡単な職業です。
だから、お願い。実物を買って! それがまず教科書代です。
うまくはなりますよ。
おいおい若い娘がまた写している。
親は何を教えとる。躾(しつけ)てる。
それじゃ「美しい日本」が遠ざかる
なぁ安倍さん。
「お母さん、こんな素敵な作品があったの、買っていい?」
開けば写メールとか、足の不自由なお母さんに見せてるとか。
こんな使い方、大歓迎です。
「お嬢さん。アッシも一緒に写してもらいましょうか」