古谷邦博【こたに・くにひろ】広島県福山市
古谷邦博 展示作品
1.雪世界
あるクリスマスの日、ひとり寂しい少女がいた。 そんなイブの夜、少女はでんわをかけようとしていた。 そのとき、空から雪と一緒に天使が舞い降りてきた。 少女はびっくしりし、しばらく動けなかった。 天使は彼女の寂しい気持ちと寒いのかと思い、 手の平からあたたかい炎をだした。 少女は暖かい気持ちになり、 その時をすごしながら母親をまった。
3.未来行きの駅
ある駅で未来と過去にいける駅があるのをきいた。 彼は自分自身の未来を見ようと、その駅に行った。 後ろは未来へ、前は過去へ行く快速電車をまっていた。 電車が来ると急いで電車に乗った。 しかし、自分自身の影だけは 過去へ行くのが見えた。
4.迷路
森の中には、通る事のできない場所があった。 それを知らなかった妖精の王女は、 森の奥へ入ってしまった。 すると、鯉に乗った番人の妖精が現れた。 ここを通さないとばかり邪魔をした。 王女は困り果て、留まる事しかできなかった。 そして、自分の杖を使い時間を止め、 森の中へなんとか家に帰る事が出来た。
6.星に託された願い
白い羽根の旅人から何年か経ち、 とうとう帰って来なかった彼のために彼女は、 必死に舞い踊った。 すると、祭壇に置いてあった壷から 水と火が飛出だした。 彼女は、村のみんなの願いが彼に届いて 願いが叶ったと思った。 彼の仕事は、果たされた。
7.幸福の窓
第50回 福山市美術展 努力賞受賞作品 この作品は、ある女性が自分の幸せを考えた時、 宇宙の空間みたいな広い心の奥まで入り、 少しずつ心の窓を開け、 扉をのぞきみながら自分の幸せを探していく。 そして、どんどん心の奥まで入り 開けられてない窓を探していく。